陽進会の稽古
心
1 挨拶
道場に、先生に、仲間に、応援してくれる家族、関わってくれている全ての方々にしっかりと挨拶ができるように。
2 返事
「事を返す」と書いて返事。しっかりとした返事は他者尊重の基礎。
3 後始末
身の回りを整えるのは自律の一歩。靴をそろえる、帯や道着を大切に扱うなど、目に見えるものを整えることで心も整えられるように。
技
楽しみながら、基本の動きを身に付ける稽古。
毎週出る宿題で、稽古のおさらい。宿題をやった日はカードにサイン!
先生の出す試練をクリアしたら、帯を授与。
「少年少女の部」で、さらなる上達を目指します。
発達段階・習熟度に応じたコース
★入門の部
楽しく体を動かす中で、少しずつ躰道の動きを覚えていきます。その子の習熟度やモチベ―ションに合わせるのがなによりです。稽古が終わって「楽しかった」というぐらいの感じでも大丈夫。「もっと上手になりたい!」「帯がほしい!」など、やる気と集中力が高まってきたら、次のステップへのサインです。
★プレ少年少女の部
入門の部の後に、追加で10~20分稽古します。より複雑な技や法形(型)を習います。ある程度できるようになったら、演武会を開きます。そこで合格すれば、晴れて白帯を授与。少年少女の部の仲間入りです。
★少年少女の部
審査や大会を視野に入れ、修練します。求められる動きはより複雑でダイナミックなものになっていきます。厳しい稽古もあります。しかし、仲間と共に自分を鍛えていく中で成長を感じたり、躰道のおもしろさ・深さに気づいたりと、これまで以上に素晴らしい体験ができるはずです。
躰道で 心も体も鍛えよう!
陽進会は躰道の道場として、「躰道で学んだことを社会に還元できる人材の育成」に取り組んでいきます。こう言うとなんだか堅苦しいですが、道場でしていることを家庭や社会でもできるような人になってほしい、ということです。
躰道から学べることは多々あります。
挨拶・返事・後始末の大切さ
様々な体の動かし方
護身の基本
瞬時の判断と身体操作
協調性・コミュニケーション
など
これらのことを、発達段階や習熟度に応じて指導していきます。
まだ見ぬ未来の躰道家と、道場でお会いできるのを楽しみにしています。
陽進会 道場長 坂本 巧